大村耳鼻咽喉科で主に行っている手術をご紹介させて頂きます。
頸部とは脳より下方、鎖骨より上方のエリアをさします。この領域の腫瘍の摘出手術です。
アゴの左右の下にある、顎下腺は唾液をつくる腺の一つですが、ここに腫瘍ができるとあごのしたに大きなふくらみができます。また、顎下腺には腫瘍以外にも唾石とよばれる唾液の成分が固まったものが滞留する場合も多く見られます。
耳下腺は耳の下から出ている、こちらも唾液をつくる腺の一つです。おたふく風邪の時に腫れあがる場所といえばイメージしやすいかと思います。この耳下腺には顔面神経が通っているため、腫瘍ができた場合、神経を気付けないよう、注意して行う必要があります。
口の中の舌の裏側や、オトガイ下部(アゴ骨の下、首の真ん中)に腫瘍ができるものです。腫瘍は固く、痛みを伴い、進行するとお口の中の粘膜がひどく汚染されます。