大村耳鼻咽喉科

手術紹介

大村耳鼻咽喉科で主に行っている手術をご紹介させて頂きます。

頸部小腫瘍、耳下腺腫瘍摘出術

頸部とは脳より下方、鎖骨より上方のエリアをさします。この領域の腫瘍の摘出手術です。

顎下腺の腫瘍

顎下腺の腫瘍

アゴの左右の下にある、顎下腺は唾液をつくる腺の一つですが、ここに腫瘍ができるとあごのしたに大きなふくらみができます。また、顎下腺には腫瘍以外にも唾石とよばれる唾液の成分が固まったものが滞留する場合も多く見られます。

耳下腺の腫瘍

耳下腺の腫瘍

耳下腺は耳の下から出ている、こちらも唾液をつくる腺の一つです。おたふく風邪の時に腫れあがる場所といえばイメージしやすいかと思います。この耳下腺には顔面神経が通っているため、腫瘍ができた場合、神経を気付けないよう、注意して行う必要があります。

舌下腺の腫瘍

口の中の舌の裏側や、オトガイ下部(アゴ骨の下、首の真ん中)に腫瘍ができるものです。腫瘍は固く、痛みを伴い、進行するとお口の中の粘膜がひどく汚染されます。

手術の流れ

耳下腺の腫瘍

  1. 全身麻酔下で顎の下部から腫瘍の摘出を行います。手術時間はは症状によって様々ですが、通常は1~2時間です。
  2. 1泊入院の後、自宅で約1週間の療養後、社会復帰となります。

その他の手術内容