大村耳鼻咽喉科

診療案内

大村耳鼻咽喉科にご来院頂いている方の主な症状をご紹介します。

甲状腺疾患

甲状腺は咽喉の気管の周囲にある、ホルモンを分泌する臓器です。甲状腺に関する病気は女性に多く、また他の病気と混同しやすいのも特徴です。

甲状腺癌

甲状腺癌

甲状腺の中にしこりができ、そのしこりの中でもガンになるものが一定の割合で存在します。特に女性は、子宮ガン、乳ガン、胃ガンに次いで甲状腺ガンが発見されます。ただ、発見することができれば他のガンに比べると比較的死亡につながる場合は少ないといえます。ガンが発見された場合は手術が必要です。

バセドウ病

女性の300人に1人が罹患すると言われている病気です。甲状腺から必要以上のホルモンが分泌されてしまい、体のだるさ、イライラ、むくみ、眼球の突出、脱毛などが症状として発生します。更年期障害と症状が似ている場合が多く、バセドウ病の発見が遅れる場合があります。内服療法、手術治療、放射線治療など症状や患者さんの生活に合わせて治療法を決定します。

慢性甲状腺炎

女性の20~30人に一人が羅漢すると言われている病気です。ただそのうち大半は治療する必要はありません(甲状腺機能が正常範囲の場合)。ただし、上記のバセドウ病と異なり、甲状腺の機能が低下する甲状腺機能低下が見られる場合には投薬による治療が必要です。この病気は別名橋本病とも言われています。

甲状腺疾患検査のご紹介

甲状腺ホルモンの測定(血液検査)

甲状腺ホルモンの測定(血液検査)

バセドウ病や慢性甲状腺炎(橋本病)の疑いがある場合に行います。6項目の診断項目で、それぞれの数値の範囲によって、それぞれの病気でないかどうかを、患者さんの状態をチェックしながら診断します。

甲状腺の超音波断層診断

甲状腺の超音波断層診断

超音波検査(エコー検査)により、甲状腺内に腫瘍やポリープがないかを画像をみながら診断します。こちらは一切副作用がありませんので安心して検査を受けていただけます。仮にしこりが見つかっても経過観察する場合も多く、定期的にエコー検査を受けることで、甲状腺に関する病気のリスクを大きく減らすことが可能です。

CT検査

CT検査

必要に応じてCTを撮影し、より詳細な診断を行います。CTにより、腫瘍やポリープの正確な位置、大きさが把握でき、周辺の気管、食道、血管などへの影響を診断してゆきます。

甲状腺疾患の方へ(手術)

その他の症状